はるかぜ通信第5号 -モチベーション作り-
こんにちは、はるかぜ通信第5号制作者のぽちゃもんです。
はるかぜ通信第5号の記事から、今回は「モチベーション作り」の紹介です。
そもそも、「モチベーション」って何だろう?
モチベーションは「人が何かをする際の動機づけや目的意識」と辞書にあります。
内発的、外発的、意識的、無意識的と、細かな要因でモチベーションは成り立っているものですが、
大きく分けてポジティブなモチベーションとネガティブなモチベーションの二種類に分類できます。
物事を長く継続するにはポジティブなモチベーション、物事に取り掛かるための瞬発力や短期的な勢いが欲しいときはネガティブなモチベーションが有効だとされています。
今回は、この二つのモチベーションについて解説していきます。
ポジティブなモチベーション
それをやり遂げると良いことがあるモチベーションです。
「この仕事で能力を発揮するのが楽しい」「このテストに合格すれば欲しいものを買ってもらえる」
上のような状況がポジティブなモチベーションです。
プラスのイメージを持って取り組める分、気分も楽で長く続けられます♪
得られる結果を楽しみに、やり遂げたその後の未来をイメージして、今の自分の背中を押してあげるモチベーションです。
しかし、長すぎる助走は飛び出す前に疲れてしまいます。
そこでゴールとそこまでのチェックポイントを設定してみましょう。
チェックポイントとゴールを設定すると、進展の確認や見直しが簡単に図れ、達成感も得られます。
何をどのくらいやるのか、を明確にすると、ペースを保って無理なく最後までポジティブに取り組めるでしょう。
ネガティブなモチベーション
それをやり遂げないと良くないことになるモチベーションです。
ポジティブなモチベーションの真逆ですね。
「このテストに失格すると怒られる」「このプロジェクトが失敗すると自身の評価が下がる」
上のような状況がネガティブなモチベーションです。
瞬間的にはとても強い効果がありますが、これが長く続くとストレスが勝り心身ともに良くありません。
危機感を持って始めたことは、いわば状況に対しての緊急回避なので、それだけでは長く続けることはできないのです。
この状態はあまり望んで発生するものではないので、続けば続くほど嫌気が勝り効果が落ちていきます。
一番困るのは、この「やりたくない」が負のモチベーションにすら勝ってしまった、何も手につかない状況ではないでしょうか?
やる気がないのではなくやりたくないのだと、いっそのこと、一度言葉にしてしまうとちょっとスッキリするかもしれません。
負のモチベーションに対処する方法は?
メル・ロビンスの5秒ルールや、2ちゃんねる創始者ひろゆきの提唱する方法から、2つご紹介します。
①作業を始める時刻を決める(それまでは寝ても遊んでもOK)
もし時間に猶予がないなら、なるべく簡単な作業を5秒以内にスタートする
②10分だけやってみる(むしろ1分だけでもOK)
実際にやってみると、当初に予定した以上に作業が続くと思います。
スタートさえ切ってしまえば、人は今の作業を継続しようとする心理があるので、それを利用する方法になります。
気の滅入る作業そのものより、それを待ち続けている時間のほうが実際には長く疎ましい時間になることが多いのではないでしょうか?
人目がなければ声に出したりポーズをとったり、勢いをつけてスタートを切ってみて下さい。